糖尿病治療薬の主な作用

現代社会では糖尿病は非常に多くの方が罹患している現状です。
糖尿病は放っておくと、腎機能が悪化し透析導入や、心筋梗塞や脳梗塞などの血管病変が発症する原因となってしまいます。糖尿病の治療には毎日の運動をすることや食事制限などの生活習慣の改善が最も重要ですが、それでも困難な場合には、やはり糖尿病治療薬に頼る必要が出てきます。
まず、糖尿病とは簡単には血糖が高いことが継続することを指します。そして血糖は体内のインスリンによって使われて低下します。
ここで、糖尿病治療薬といっても実は様々な種類があるのです。
一つ目は、インスリンの作用が減弱してしまうインスリン抵抗性を改善してインスリンが作用しやすくする・チアゾリジンジオン誘導体。
二つ目に、インスリンを強制的に多く分泌するように指令を出すことにより、インスリンが低下してしまっている体内に増やすスルホニル薬。
つづいて、インスリンの刺激をより鮮明に伝道するようにさせるビグアナイド系薬。
四つ目に、体内での糖の分解させることを抑制するαグルコシダーゼ阻害薬。
最後に、体内で絶対的にインスリンの分泌が足りておらず、内服薬では増やすことすらできない方には、インスリンを皮下注射する。
上記のような種類が糖尿病治療薬として存在します。
また、最近では尿中に体内の糖を排泄させるような機序を持った内服薬も存在します。
それぞれ、インスリンの基礎分泌量やインスリン抵抗性、また、患者さんの肥満やせなどの体系によって、いろいろな種類の薬を組み合わせて、糖尿病は治療されていきます。糖尿病は出現してくることがゆっくりであるのと同様に、治療を始めてからの効果がでることにもゆっくりと時間がかかることに注意して長い目で治療をしていく事が大切です。
また、血糖を下げることが目標となる治療ですので、その副作用として低血糖症状が出現してしまうこともあるので、しっかりとしたコントロールがなされることもまた大切です。